電話の歴史を学べる「NTT技術史料館」

2023年01月31日掲載

読者の皆さんは、普段から日常生活に欠かせない便利な携帯電話やスマートフォンを使用していると思います。その通信技術の歴史は時代とともに常に進化してきましたが、どのような歴史をたどってきたかはご存じでしょうか?
そこで、今回はNTT武蔵野研究開発センタ内にある「NTT技術史料館」で、電話の歴史を楽しみながら学んできました。聴覚障がいと車いすユーザの編集部員のバリアフリーチェックです。ぜひ、ご覧ください。

写真:歴代の写真が手前から新しい順に展示されている

NTT技術史料館とは

写真:NTT技術史料館の正面

東京都武蔵野市にあるNTT技術史料館は2000年11月に開館しました。「歴史をたどる」エリアと「技術をさぐる」エリアの二部構成で展示し、地下1階から3階まで吹き抜けになっていて開放感のある設計です。

施設情報

所在地:東京都武蔵野市緑町3-9-11 NTT武蔵野研究開発センタ内
公開日:毎週木・金曜日の13時から17時(一般公開)
 ※「一般公開以外は応相談」「無料タブレットの貸し出しあり」
最寄駅:JR中央線「三鷹駅」北口よりバス
TEL:0422-59-3311(見学について)/0422-59-2093(史料について)
NTT技術史料館へのアクセスについてはこちら(新しいウィンドウが開きます)
NTT技術史料館へのお問い合わせ先はこちら(新しいウィンドウが開きます)

NTT技術史料館内のバリアフリー状況

写真:ゆうゆうゆう編集部員がツアーに参加して説明を受けているところ

地下1階から3階まであるNTT技術史料館は入口から段差などもなくフラットなので車いすユーザやベビーカーを押す人でも安心して見学することができます。
また、字幕解説付きタブレットをレンタルすることが可能です。
館内では、手話や筆談でのガイドがないため、特に聴覚に障がいのある方にはお勧めです。字幕は日本語と英語を選択できるため、安心して館内を回ることができます。

地下1階

写真:ゆうゆうゆう編集部員が壁に書かれている歴史を見ているところ

日本電信電話公社が発足するまでに歩んだ電気通信事業の発展の歴史などを知ることができます。壁に描かれた絵が動いて見えるNTTの最新技術も見ることができます。どこが動いているか探しながら見学してみましょう!
もちろん、フラットで通路も広いため車いすユーザでも安心して見学することができます。
地下へのアクセスは階段のほか、エスカレータとエレベータがあります。

1階

コインロッカーやみんなのトイレが完備されているほか、休憩コーナもあるため、疲れたときには休むことができます。車いすの貸し出しもあるので安心して見学をすることができます。
また、1970年に開催された日本万国博覧会で展示された「ワイヤレステレホン」や複数の公衆電話を見ることができます。
現在はコロナ感染症対策のため一部の体験は中止となっていますが、「モールス信号」と「市外局番ダイヤル」などさまざまな体験をすることができます。

写真:右上から車いすとコインロッカー、みんなのトイレ、休憩コーナ、体験コーナ

2階

1980年半ばからのディジタル技術とマルチメディアの時代を知ることができます。 他にもNTTの基礎・基盤研究ということで、光ファイバ母材製造技術である「VAD法」を映像でわかりやすく解説しています。
この階も各階と同様にフラットで通路も広いため、車いすユーザでも安心して見学することができます。タブレットについても、それぞれのブースで解説動画を選択すれば、NTTの技術の歴史などについて理解することができます。

写真:それぞれのブースでゆうゆうゆう編集部員が説明を受けているところ

3階

これまでの歴史を振り返りながら、「歴史をたどる」エリアを展望することができるようになっています。技術試験衛星ETS-VIのアンテナの実験モデルが展示されていて、迫力満点です。
その他の展示品は、船舶電話から列車公衆電話、ポケットベル、自動車電話、ショルダーホン、携帯電話、PHSと移動機の歩みから移動体通信の歴史を知ることができるとともに、なつかしさに浸ることができます。皆さんが使っていた機器をぜひ探してみてください!
このエリアも各階同様にフラットなので安心して見学をすることができます。

写真:2階同様に説明を受けているところ

NTT技術史料館ツアー内容

どのツアーも要予約となっていますが、スタッフが下記のようなルートで詳しくガイドしてくれます。

○「歴史・技術を展望する」ツアー:約60分

NTT技術史料館の全体を見学する基本コースです。NTT技術史料館のガイダンス映像を見た後、「歴史をたどる」ツアー、「技術をさぐる」ツアーを合わせた内容で案内をします。初めてご見学される方におすすめのコースとなっています。

○歴史をたどるツアー:約40分

明治2年の電報取扱開始以来、逓信省から電気通信省、日本電信電話公社、民営化、そしてNTTグループへとつながる日本の電気通信事業の形態の変化を、歴史の流れに沿って案内をします。電気通信についてあまり馴染みのない方にもわかりやすく、社会の動きと関連つけながらNTTグループの「技術とサービスの歩み」を見学するコースとなっています。

○技術をさぐるツアー:約30分

交換機や移動体通信など、それぞれの時代を象徴するNTTグループの技術を「技術のひろば」中心に案内をします。電気通信に関する技術の概要を短時間で見学するコースです。

車いすユーザの感想

写真:車いすユーザが見学している様子 全フロアがバリアフリー設計なので、移動に不安は感じませんでした。 玄関付近には「身障者用の駐車スペース」が1台分あり、利用したい方は事前に予約が必要です。
また、1階エレベータ付近には、ロッカーや無料貸出しの車いすがあり、近くには「みんなのトイレ」も完備されています。車いすユーザはもちろんですが、オストメイトやベビーチェアなどを利用したい方でも安心な施設だと思いました。

聴覚障がい者の感想

写真:聴覚障がい者がタブレットで解説を見ている様子 手話通訳のサービスはありませんが、字幕付きの動画解説をしてくれるタブレットを無料で借りることができます。
聴覚障がい者は、スタッフがガイドをしてくれる見学コースよりも「自由見学」の4つのコースから、自分に合ったコースを探してみることをお勧めします。
私は特に光ファイバ母材の実物大の展示物を見て衝撃を覚えました。
特に子供たちには、珍しい通信機器がたくさんあるので、見てもらいたいです。

施設担当者からのコメント

NTT技術史料館では、電信電話公社発足以降の半世紀を中心に、電気通信に関する自主技術開発の歴史的資産を系譜化し、展示しています。
各々の時代における社会的要請に応えるために生み出された様々な自主技術の開発における創意と努力を、ぜひご覧ください!
また、毎週木・金曜日午後の一般公開のほか、季節ごとの特別公開などのイベントも行っています。
遠隔操作ロボットOriHimeを使っての館内説明や質問コーナーも不定期で行っています!

イラスト:編集後記

いかがだったでしょうか?今回ご紹介した「NTT技術史料館」は毎週木曜日と金曜日の13時から17時は一般公開日となっているので自由に見学することができます。
館内はエレベータ・みんなのトイレも完備していて、どの通路も幅が広くフラットになっているので、誰もが安心して見学することができます。
また、夏休みや冬休みなどにはイベントも開催しており、子供も大人も楽しめる内容となっています。ぜひ、楽しみながらNTTや電話の歴史を勉強してみてはいかがでしょうか?
見学後のアンケートに答えると来館記念にプレゼントしている、NTT技術史料館でしか手に入れることができない、ペーパークラフトをもらうことができます。細部までこだわっているため難易度は高めだとか…。

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