脱ぎ履きしやすい新しいカタチのシューズ「ナイキ ゴー フライイーズ」!

この時期は「スポーツの秋」ということで、シューズを履いて散歩やジョギングをするのに最適ですね。
しかし、手に障がいのある人やかがむことが難しい人にとって、靴紐を結んでシューズを履くことに苦労する場合もあります。
そうした中、今年2月にアメリカ大手スポーツメーカーのナイキが「ナイキ ゴー フライイーズ」というシューズの販売を開始しました。
この「ナイキ ゴー フライイーズ」はハンズフリーで、誰でも履きやすい画期的なシューズとして話題となり、日本でもナイキメンバー限定で8月から販売を再開し、売れ行き好調のため品薄状態です。
今回は、さまざまな障がいのある編集部員が実際にシューズを履いてみた感想やポイントをご紹介します。

写真:ナイキ ゴー フライイーズの側面のアップ

「ナイキ ゴー フライイーズ」とは

動画:ヘの字型になったシューズに両足を入れ、右足のヒール部分を左足のつま先で踏み、右足を持ち上げるように足を抜く ハンズフリーで履くことができるシューズです。 大きな開口部とシューズを履くときの安定性があることが最大の特徴で、そのカギとなるのが双安定性ヒンジ(ちょうつがい)と テンショナー(張力調整装置)になります。
シューズに組み込まれた双安定性ヒンジが折れ曲がるように開閉するため、履くときはへの字型のシューズに足を入たあと、地面に向かって体重をかけるだけで自動的に足がホールドされます。
そしてシューズを脱ぐ際には、後ろに突き出たヒール部分を、もう片方の足で軽く踏みながら、かかとをクイッと軽く持ち上げると再びシューズがヘの字型に変形するので、簡単に脱ぐことができます。

(※上記アニメーションはエスケープキーで動きが停止します)

ゆうゆうゆう編集部員が感じたPoint!

ポイント1

ハンズフリーで脱ぎ履きが出来るすぐれモノ

手を使わずにスリッパ間隔で脱ぎ履きができる上、履いた時にしっかり足を包み込む安定感があります

ポイント2

双安定性ヒンジ(ちょうつがい)と テンショナー(張力調整装置)

写真:ちょうつがいとテンショナーアップシューズの底に設置された双安定性ヒンジ(ちょうつがい)と、靴の安定性や履いた時の心地よさをもたらしたテンショナー(張力調整装置)が、ハンズフリーでのシューズの脱ぎ履きを可能としたシンプルだけど新しいデザインです

ポイント3

豊富なサイズとカラーバリエーション

サイズは22センチから30センチまでと20サイズあり、そしてカラーバリエーションも2種類あります(2021年9月時点)

会社情報

会社名:ナイキジャパン
所在地:〒107-6210 東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウンタワー
業務内容:スポーツ用品卸売販売
「ナイキジャパン」 についてはこちら(新しいウィンドウが開きます)

<販売者からのコメント>

ナイキのフットフェアシステムである「ナイキ フライイーズ」は、脳性まひの米国の高校生からの手紙をきっかけに、足入れの容易なシステムとして2015年に誕生しました。以来生まれたデザインは、フライイーズを名乗る上で満たすべき厳しい基準と、妥協のない機能性の基準を満たすものとなっています。
 「ナイキ ゴー フライイーズ」はナイキ初の完全ハンズフリーシューズです。これは障がいのあるアスリート※に限らず、あらゆる人のリアルな生活にも活用できる新しいテクノロジーと考えています。
(※ナイキの共同設立者であるビル・バウワーマンは「身体さえあれば誰もがアスリートである」と語っています。)

「ナイキ ゴー フライイーズ」を実際に履いてみた障がい当事者の感想

上肢障がい者
(利き腕ではない片腕の不自由者)

写真:ナイキ ゴー フライイーズの履き脱ぎをしている所 シューズの靴紐を結べない自分にとって、前屈みになることなくスリッパ感覚で着脱できる「ナイキ ゴー フライイーズ」は、とても便利だと感じました。
特に履いたとき足をしっかり包むようにフィットするので、スリッパのように脱げたりするストレスもなく、とても心地いいです。
さらにナイキというネームバリューも文句なしですね。とにかく欲しいです!

身体障がい
(リュウマチによる膝関節機能障害と両手指関節機能障害)

写真:ナイキ ゴー フライイーズの履き脱ぎをしている所 これまでお気に入りのシューズがあっても膝を曲げて靴紐を結ぶという動作が苦手なので、常に靴紐を緩めてすぐに履くことができるようにしています。
しかし、靴紐を緩めたりしているとフィットしていない為すぐに疲れてしまいます。
今回、膝を曲げずに立ったままで履けることや靴紐を結ばなくてもすごくフィット感がありました。
なんといってもシューズを脱ぐ手間が超簡単だったので、お気に入りの一足を早く購入したいと思いました。

身体障がい
(全盲の視覚障がい者)

写真:白杖を持ってナイキ ゴー フライイーズを履いた状態で歩行している 私は普段外出をする際には白杖を使っているのですが、そのとき靴の脱ぎ履きが必要な場面では白杖を畳んだり、立てかけたりするのが面倒と感じていました。
このシューズは、手を使わずに立ったまま脱ぎ履きができるので白杖を持っていてもわずらわしさがありませんでした。
このデザインだけではなく、仕事でも使えるようなフォーマルデザインなど種類が増えると、気軽に足元のオシャレを楽しめるようになるのではないかと思います。

イラスト:編集後記

今回ご紹介した「ナイキ ゴー フライイーズ」は、完全なハンズフリーで脱ぎ履きができる画期的なシューズです。
右半身に麻痺がある私は、シューズを履くとき、いつも靴紐を結ぶことが大きなストレスとなっていました。
しかし、このシューズを履くときは靴紐を結んだり、しゃがんだりする必要がないのでとても楽です。
また、玄関先で靴紐を脱いだり履いたりする習慣のある日本には、ぴったりな商品だとも思いました。
この「ナイキ ゴー フライイーズ」は、シューズを脱ぎ履きする際に不便を感じていた多くの人たちの声に応えた商品と言えます。
「スポーツの秋」にトレーニング用としてはもちろん、日常使いとしてもぜひ試してみてはいかがでしょうか。

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