ゆうゆうゆう編集部員座談会「変わる働き方:前編」

2020年07月07日掲載

新型コロナウイルスが世界中で感染拡大しているのを受けて、各国でさまざまな対策がとられています。日本においても、対策として特別措置法に基づく緊急事態宣言が発令され、不要不急の外出自粛など、多くの人たちの生活に影響を与えています。
働く人の中には、テレワークや時差出勤、臨時休業や時間短縮など、今までとは異なる日常を過ごされている方も多いのではないでしょうか。ゆうゆうゆう編集部員もテレワークとなり、初めての経験をしています。
そこで、生活スタイルの変化が求められた今回の対応を、ゆうゆうゆう編集部員がどう感じたか?について、オンラインでディスカッション!
その模様をぜひご覧ください。

写真:車いすユーザの男性編集部員2名、聴覚障がいの男性編集部員、視覚障がいの女性編集部員がオンラインで話し合っている

「緊急事態宣言」の影響で障がい当事者が感じた日常生活の変化!

画像:およ編集部員のバストアップ。視覚障がい(弱視)およ: 4月に、「緊急事態宣言」が出て外出の制限が約2か月くらい続いたよね。
ニュースとかでは、スーパーやコンビニとかで買い物するときに、障がい者は不便を感じているっていうのが取り上げられてたよね。弱視の私は、「ソーシャルディスタンス」を維持するため、間隔を取るのが難しかった。
あと、商品を触って確認することが多いから、触っていいのかなとか、触ったものを元に戻しちゃいけないのかとか、買い物行くのもストレスになったかな。

画像:ごう編集部員のバストアップ。下肢障がい(車いす使用)ごう: 同じく。車いすユーザだと、よくレジに並んでいると「かご持ちましょうか?」って声かけられるけど、お互いに気をつかうのが嫌だから断ってた。
ただ、視覚障がい者向けのガイドヘルパーが一人でも買い物を代行してくれるようになったのは良かったね。事業所によっては、同行での買い物にリスクを感じて断るケースもあったみたいだし。
聴覚障がいの場合はどうなの?

画像:りょ編集部員のバストアップ。聴覚障がい(補聴器利用で会話可能)りょ: 特に買いものは困らなかったかな。けど、買い物のとき補聴器を忘れて、店員さんがマスクしていたから何を言っているか分からなくて焦ったことはあった。
最近増えているセルフレジが意外と便利。例えば、コンビニとかで店員さんから「お箸いりますか?」と聞かれたとき、聞き取れないときもある。セルフレジだと、そういうストレスがなくなる。

およ: 私はセルフレジは無理…。どうやって操作するか分からないし。

ふじ: 自分も、手に障がいがあるからバーコードをかざすことができない。

りょ: セルフレジは、最後の会計画面の金額を確認して、現金かカードの支払い方法を選択するけど、その画面が結構高い位置にあるから車いすユーザや子供は大変かもしれない。

およ: ネットスーパーや通販とかで買い物して、宅配してくれるのが便利だった。あと、飲食店などでは宅配サービスを始めたしね。

画像:ふじ編集部員のバストアップ。上下肢障がい(車いす使用)ふじ: 特にデリバリーは外食できない分、増えたよね。デリバリー代行サービスとか話題になったし。
おいしいお店の料理を運んでくれるから、自分も検索してみたけど「配達できるエリアじゃない」って、頼むことできなかったけど…。

一同: エリア外ね!(笑)

ふじ: 知るかー!宅配便も荷物を受け取るとき「サイン不要です」っていうのが増えて、手にも障がいのある自分には嬉しい。障がいの有無に関わらず便利だよね。

およ: うん。あと、デリバリーで受取りの時に接触しないようになんだろうけど、玄関前に置いておくというのも選べるみたい。
ただ、これはちょっと気をつけないといけなくて…。視覚障がいの同僚が、玄関先に注文したもの置いてもらったんだって。そして、途中でスープがないことに気づいたらしいの。そしたら、後から来たヘルパーさんに「玄関にスープありましたよ」って言われたらしい。

一同: あー!(笑)

およ: それからは「インターホン越しにお皿の数や付随品などを聞くようにした」と言ってた。
それと、●ber Ea●●(●ーバーイー●)は、注文してから、運んでいる人が今、どこにいるか知らせてくれる。それが、音声読み上げに対応しててびっくりした。ネット注文できるのは聴覚障がい者も使いやすいよね。

りょ: 電話だけじゃなく、ネット注文できる店が増えて嬉しい。

誰もが快適に過ごせる『新しい生活様式』

写真:在宅中のデスク

ふじ: 最近、コロナの情報を伝えるとき、テレビ会見で手話通訳士がついているよね。それって、やっぱり誰にでも情報が届くようにってことなんだろうね。実際、手話がついているとどう?

りょ: 結構増えてるから「ありがたい」って思う。ただね、マスクをしていると手話が分かりにくいと感じる。最近は、当事者の声を反映して「透明マスク」なんかにしてくれている場合もあって、それはとてもうれしい。

およ: そういう声を聞いてもらえることは、私たち当事者としては助かるよね。
本当にたくさん情報が溢れているけど、例えば、テレビで「このような数字です」とだけ言われると、視覚障がい者は分からないし、お店の張り紙にも気づけない。

りょ: 聴覚障がいの場合は、お店のアナウンスだけだとわからないとかがあるかな。文字情報があれば何とかわかるけど。そういう部分は視覚障がい者と逆になるかな。

ふじ: あと、最近では特例で病院の予約や受診もネットでできるようになったね。待ち時間も少なくなるし、人が密集するのを防いでいるんだろうけど。移動することが難しい人たちにとっては便利なサービスになるんだろうと思う。

ごう: そうね。ただ、ネット利用が難しい人たちは、不便を感じるだろうね。人と会うことや話をすることがいい場合もあるしね。

およ: 今、「ソーシャルディスタンス」で人との接触を避けているから、視覚障がい者に声をかけなくなったとかもよく聞くけどその一方で声をかけてくれる人がいたり、ためらわずに誘導してくれたりとかそういう人がいるのも事実なんだよね。せっかく、オリパラに向けて「共生社会」って言葉が浸透してきてたのに。

りょ: 聴覚障がい者も、筆談するときにペンとか触るのをためらうから、コミュニケーションとるのに苦労するとか聞く。マスクをつけていると、表情や口の動きがわからないから相手の反応がわかりづらくなったっていうのもあるけど、「聞こえないとわかったらマスクを外して対応してくれた人もいる」って聞いた。

ふじ: 人によって違うんだろうね。それは今までと同じで、声をかける人はかけるし、声かけない人もいるから、変わらないのかもしれないね。

およ: 逆に、コロナ禍で私たちが今話をしているようなことが、テレビとかメディアで取り上げられたら、困っている人がいること知って、「共生社会」を意識する人も増えるかもしれないよね。

りょ: うん、困っている人がいるからどうしたらいいか、じゃあこうしてみようとか。新しいことを考えられるようになると思う。

ふじ: 今、コロナ禍で自分たちの生活スタイルも何らかの変化があって、いろんな気づきになっているかも。いろんな意味でいい機会だったのかもしれないって思う。

<後編はこちら>

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