障がいの有無にかかわらず誰もが楽しめる「ボッチャ」

2019年11月12日掲載

2016年に開催されたリオデジャネイロパラリンピック競技大会では、日本が史上初となる銀メダルを獲得し「ボッチャ」が一躍有名となりました。
大会後は、頭打ちと思われていた登録選手も800人を超え、東京2020でもメダルが期待されています。
今では障がいの有無にかかわらず、老若男女誰もが楽しめるスポーツとして学校や企業でもおこなわれているところが増えています。
今回は、ボッチャの競技内容などをご紹介します。ぜひご覧ください。

ボッチャとは?

ボッチャのボールが密集している模様 ボッチャの起源は、古代ギリシャで行われていた球投げともいわれ、6世紀のイタリアで現在のボッチャに近いルールが考え出されました。20世紀には、重い障がいのある人も参加することができる競技としてルールが整備され、ヨーロッパから世界中に広まりました。
上から投げても下から投げても、あるいは蹴っても良い競技で、投げたり蹴ったりすることができない人はランプと呼ばれる滑り台のような器具を使いプレイします。
カーリングやボーリング、ビリヤードなどの要素を取り入れたルールは、緻密な戦略とそれを実行するための技術力、集中力が求められます。

ボッチャの見どころ!

ランプを使ってプレイをする選手の模様 基本的な投球は大きく分けて、目標に近づける「アプローチ」、他の球に当てて飛ばす「ヒット」、他のボールを押して近づける「プッシュ」の3種類あり、戦略は無数とも言えます。
ミスショットだと思ったら、実は戦略上の重要な一手である可能性もあり、最後までストーリーが読めない展開が見どころです。
また、自己投球ができない最も障がいの重いクラスでは、競技アシスタントによるサポートを受けランプを使用して投球します。エンドの進行中、競技アシスタントはプレイコートを見ることはできないため、限られた時間内で選手からの口頭指示とそれを受けての的確なランプ操作にも注目です。

ボッチャのルール

ジャックボール(目標球)と呼ばれる白いボールに、赤・青のそれぞれ6球ずつボールを投げたり、転がしたり、他のボールに当てたりして、いかに近づけるかを競います。
赤・青6球ずつ投げ終わった状況を1エンドとし、個人戦とペア戦は4エンド、チーム戦は6エンド行います。ペア戦はBC3クラスとBC4クラスの各クラスで2名ずつ、チーム戦はBC1クラスとBC2クラスにおける3名(そのうち1名以上がBC1クラス)で行われます。
12.5m×6mの大きさのコートで行われ、選手は2.5m×1mのスローイングボックス内でプレーをします。コートの大きさは、テニスコートのおよそ半面ぐらいの大きさです。
ボッチャは、重度脳性まひ者もしくは同程度の四肢重度機能障がい者のために考案されたスポーツで、下肢だけでなく上肢にも障がいのある選手が出場します。そのため、ボールの投げ方や転がし方によってクラスが分けられています。 イラスト:ボッチャのルールが書かれたイラスト

クラス分け

男女の区別はなく、障がいの程度や種類によって以下に記載されている4つのクラスに分かれ順位を競います。
クラスによって投球の方法や競技アシスタントの有無が変わってきます。

クラス 対象 投球 アシスタント
BC1 脳原性疾患 足蹴りも可
BC2 脳原性疾患 ×
BC3 脳原性疾患/非脳原性疾患 不可でランプ(注)を使用
BC4 非脳原性疾患 足蹴りの選手のみ
(注)勾配具(ランプ)
滑り台のような投球補助具を用いて、「競技アシスタント」のサポートを受けてボールを転がします。

2020東京パラリンピックで行われる開催場所

有明体操競技場

写真:有明体操競技場の外観の模様 オリンピックでは体操競技が実施される体育館です。
東京大会の新設会場で最も多く木材が使われ、アーチ状の大きな屋根は木造としては世界最大級ともいわれています。
所在地:東京都江東区有明1丁目10番1号
東京臨海高速鉄道りんかい線「国際展示場駅」下車徒歩約8分
東京臨海新交通臨海線ゆりかもめ「有明テニスの森駅」下車徒歩約1分

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