東京ガス株式会社が提供する「片手でクッキング」

毎日欠かせない食事、皆さんの中には、その食事を自炊している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、自炊をしたくても片まひなど障がいを理由にためらってしまう方もいらっしゃるかもしれません。その不安を払拭してくれるのが、東京ガスの提供している「片手でクッキング」です。
「片手でクッキング」とは、障がいの有無に関わらず、誰もが快適に過ごせる暮らしづくりの実現に向けた取組みの一つです。
片まひや怪我で片手しか使えない状況でも楽しく簡単にできる料理方法を紹介しています。
今回は、片まひのゆうゆうゆう編集部員が東京ガス株式会社 スタジオ プラスジー ギンザへ行き、「片手でクッキング」を体験してきました。ぜひ、ご覧ください。

写真:スタジオ全体の様子

片手でクッキングとは

写真:ゆうゆうゆう編集部員がパスタの湯切りをしている様子 片手でクッキングは、片まひになってしまった東京ガスの社員の「もう一度料理を楽しみたい」という声をきっかけに始まった取組みです。
横浜市リハビリテーション事業団の医師の監修で、片手でも簡単に楽しく調理できるレシピや工夫を考案し、冊子を作製、誰もが利用できるよう配布もされています。
「片手でクッキング」は、東京ガスグループのユニバーサルな取組みとして、共生社会実現や地域発展のひとつとして役立てられています。

冊子の入手方法

写真:「片手でクッキングの冊子 WEB、ショールーム、企業館で配布、郵送での受け取り

会社情報

社名:東京ガス株式会社
所在地:東京都港区海岸1-5-20
『レシピ集PDFダウンロードページ』についてはこちら(新しいウィンドウが開きます)

片手でクッキングのポイント!

写真:調理器具が並べられている様子

今回、ゆうゆうゆう編集部員が「片手でクッキング」を体験、「鶏肉の炭火焼風とグリル野菜」と「ツナトマトソースのペンネ」、「たまごスープ」を作りました。調理をしている中でポイントとなった部分をご紹介します。

ポイント1

片手で加熱調理をする時の工夫

写真:調理器具が並べられている様子 フライパンの取っ手は引っ掛けないように奥か横へ向けることです。
また、必要な材料と道具はあらかじめ準備しておくことで時間短縮にも繋がります。

ポイント2

釘つきまな板

写真:ゆうゆうゆう編集部員が釘つきまな板のくぎににんにくを固定させ切っている様子 食材を釘に刺して固定できるまな板です。皮をむく、切るなどの動作を補助してくれます。市販のものもありますが、自分で薄いまな板に釘をさして作ることも可能です。
食材を固定する時のポイントは、2つ以上の釘に食材を刺すことです。そうすることで、安全に切る・むく作業をすることができます。

ポイント3

滑り止めマット

写真:ゆうゆうゆう編集部員が片手で缶を開けている様子 缶詰を開けるときなどに使用します。缶詰のタブを起こし、向きを変え、親指で動かないように押さえつけながらタブを半分ほど開けます。滑り止めを使うことによって片手でも楽に開けることができます。
あとは缶詰を逆さに振って容器を出すだけ!半分空ければ中身は全て出すことができます!

ポイント4

卵の割り方

写真:ゆうゆうゆう編集部員が30cmの高さから卵をボウルに落としている様子 片手で割る方法もありますが、下にボウルを置き、約30cmの高さに卵を持ち上げ、手を離して落とします。
割れた殻を取り出して、かけらが残っていないか確かめます。かけらが残っていれば、スプーンなどで取り除きます。

体験したゆうゆうゆう編集部員の感想

写真:ゆうゆうゆう編集部員がゆでたパスタをソースの入ったフライパンに移している様子正直、料理は片腕が不自由な私にとって諦めざるを得ないことと思い込んでいました。
実際片手になってから作ったものといえば、パスタの麺をゆでレトルトのソースを温めてかける程度でした。
何せ野菜の皮むきなど、包丁を使う作業は危ないし丸い食材を切るなんて言ったら、想像しただけでギブアップです。うまくいかずイライラして手を切ってしまうのが関の山。
しかし、今回はまな板に食材を固定する場所があり、片手でも簡単に切ることができました。
他にも卵をボウルに落として割るという発想がなかったので、とても斬新に感じました。また、少し、料理に興味を持ちトライしてみたいと思いました。

イラスト:編集後記

今回ご紹介したようなレシピやポイントを活用すれば、料理のレパートリーも広がり、時間短縮にもなるのではないでしょうか。
興味のある方はぜひWEBページからダウンロードして料理にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
どの料理も、シンプルな作り方なので片まひの方々でも難なく調理することができます。自炊をすることをためらっている方がこの記事や片手でクッキングに参加することによって世界を広げていただけたらと思います。

写真:ゆうゆうゆう編集部員が料理を前に手を合わせていただきますをしている様子

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