体験を終えての感想

2011年09月11日掲載

避難所1泊体験を終えて、参加者や主催者から感想をいただきました。

【参加者からの感想】

  • 子供をつれて参加したが、周囲の人たちが気遣ってくれて助かった。
  • アルファ米の夕食がおいしかった。
  • みんなで協力し合っていて、万一のときもこうであれば大丈夫と感じた。
  • 気温が低かったため今回は眠れた。
  • 前回と違ったチームに参加できてよかった。
  • 被災者の話が聞けて良かった。
  • あの事故を風化させないため、また参加したい。
  • 参加者同士が交流できる場がもっとあればよかった。
  • このような取り組みについて、もっと市民に知ってもらったらよいと思う。

【事務局長からのコメント】

参加者は143人でした。前回同様140人以上の市民が自らの意思で参加したことの意味は大きいと思いました。
ライフラインがすべてストップした想定のもとで参加し、作業などを体験して、今後に生かせる重要な戦力としてこれからいつ起きるか分からない震災に対応できるものと思います。
地域のみなさんが協力し合って1泊過ごすことは地域の絆を深める重要な役割を果たすものです。
避難所は、障害者や高齢者を含めて誰もが参加できることが理想です。私たちはそうした避難所に一歩でも近づけるために、今回で2回目となる1泊体験を計画し理想の避難所に向けて前進できたものと思っております。
今回は前回とは違って、階段などバリアが沢山ある避難所でしたが、車椅子使用者は参加者の協力で移動がスムーズにできました。聴覚障害者への情報の提供については手話ができるボランティア団体の協力でできました。視覚障害者にも近くの方がガイドをしてくれていました。知的障害をもつお子さんも間仕切りダンボールという自分の居場所を確認できて安心して過ごせました。
トイレについて本格的に取り組むことができ、ライフラインがストップした中でのトイレのあり方として、プールの水を使うことはマンホールトイレとともに有力な手段になると思いました。
参加者が質問などで参加できる場面を設けるなどの対応が必要という意見がアンケートで出されました。
夕食後の話し合いで被災地から越谷に避難してきた一歩会の代表の方に体験談のお話を聞けたことはよかったです。
しかし、話し合いでは子供たちが退屈してしまったため、子供たちの参加を考えた場合、何らかの対策が必要と感じました。
広報の仕方を地域の人たちの側に立って考えていく必要があると思っています。
数社の報道関係者も1泊し、作業チームにも参加する中で、苦労をともにできたことで、自ら身をもって取材できたとの感想がありました。
こうした体験が越谷だけにとどまらず、全国の地域に広がっていくことを切望しています。

イラスト:編集後記

みなさん、いかがでしたでしょうか?障害者、高齢者誰もが参加できた貴重な体験だったと思います。
体験を重ねる事でいざとなった時にはどういう行動をするか体で覚えておくのが大事です。
少しでも、みなさんの参考にしていただけると幸いです。

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