越谷市の避難所1泊体験の概要

2011年09月11日掲載

越谷市の避難所1泊体験は、どのような被害想定のもと、どんなルールで行われたのでしょうか?
まず、簡単に概要をご紹介しましょう。

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【体験の日時と場所】

  • 2011年8月20日午後1時から21日(日)正午まで
  • 越谷市立中央中学校体育館(越谷市指定避難所、災害時要援護者登録モデル地区内)とその敷地内、防災備蓄倉庫・地下耐震水槽(東越谷第2公園内)と学校(体育館)までの運搬経路上とする

【被害想定】

マグニチュード7.3の大地震が8月20日(土)午後1時に発生

  • 埼玉県内の建物の全壊は火災含め3万戸以上、死者700人以上、負傷者1万人以上、避難者数は60万人以上。
  • 電気・ガス・水道などのライフラインはストップ。
  • 携帯電話などの通信手段はつながらない状況かパンク状態。
  • 道路は国道4号線をはじめ幹線道路は橋が壊れ不通。鉄道も東武線、武蔵野線が全線ストップ。

救援物資や救援ボランティアはまだ、到着しておらず、この避難所は被災者自身の力で運営していくことを想定している。

【参加ルール】

  • 参加者はすべて被災者。
  • 携帯電話は、電源を切るかマナーモードにし、緊急に通話あるいはメールが必要となった場合は、災害設定範囲外で行うものとする。
  • 事前準備が難しいため、参加者は各自、コップと上履き・ビニール袋を持参する。
  • 健康維持のために必要な薬や器具は持参する。
  • 電動車いすのほか医療器具などで電源が必要とされるものは、優先的に電源の使用ができる。
  • 体験中、体調不良となった場合は、静養室として体育館2階の柔道場を使用する。受付に申し出て、静養室を利用する
  • 体育館や学校敷地内の煙草は厳禁。

【参加者について】

  • 参加者は143人(前回140人)、宿泊者64人(前回63人)
  • 地域からの参加者は49人(前回40人)
  • その内障害者:

  • 知的障害5人
  • 車椅子使用3人
  • 聴覚障害7人
  • 視覚障害8人

【前回との違い】

・自治会(自主防災組織)の協力が得られた
回覧板での案内を行い、より多くの人が参加できるよう宣伝に努めた。
・トイレの問題について本格的に取り組んだ
会場である体育館の水洗トイレにプールの水を汲んで利用した。また、マンホールトイレや簡易便袋を使用できるようにした。
・バリアが多い中学校体育館を使用
前回はバリアフリーな小学校だったため、バリアの乗り越え方を参加者(被災者)自身で体験できる形にした。

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