クリスマスや年末年始の準備で買い物をする機会が増える時期ですね。
しかし、障がいのある人の中には買ったものや荷物などの持ち運びに苦労することや混雑した場所では体勢の維持や移動すらままならないため、外出をためらってしまう人もいるかもしれません。
そこで、岩沢製作所の持ち運びに便利なバッグ「U-GO Smart Pro」をご紹介します。
これまでも「U-GOシリーズ」のバッグを取り上げてきましたが、今回で5代目になる「U-GO Smart Pro」をお借りしました。
編集部の障がい当事者が、実際に使ってみた感想をレポートします。ぜひご覧ください！

U-GO バッグとは？

販売元である岩沢製作所代表の福田さんが身体にまひのある人が日常生活で困っていることを知り、便利に使うことを目指したバッグです。
片手だけで、開け閉めが楽にできるように作られたショルダーバッグは、上肢障がいや握力が弱い人、半身まひなどの障がいのある人は日常生活においてバッグの開け閉めにちょっとした苦労をすることもあります。
身体にまひがある障がい当事者の声に耳を傾けて開発した、5代目となる「U-GO Smart Pro」は「利き手専用のバッグ」が特徴です。

【商品概要】

重さ：290ｇ
外寸：縦17㎝横29㎝幅10㎝
ショルダーベルト：70㎝～135㎝
素材：ナイロンツイル
色：レッド、カーキ、ブラックの3種、それぞれ右左手用
価格：14,500円（税込）

U-GO Smart Proのポイントをご紹介！

利き手専用のバッグ!

「左右の利き手用」に専用設計したのが5代目の
U-GO Smart Pro！
片手しか動かせないまひのある人も、左右の利き手に対応したバッグを選べます。
ファスナーの直線を保ち、緩やかにカーブするデザインは、片手でのファスナーが開閉に最適です。

新しい材質と形状で背中にピッタリフィット！

バッグ自体を身体に寄り添う形状にしました。バッグ裏面の背中に当たる部分を滑りにくい材質に変更したので、ベルトを自分にあった長さに調整すればバッグが身体から離れて回転してしまうストレスはありません。

シンプルで軽量！

軽量化を目指して完成したU-GO Smart Pro本体の重さはなんと290ｇ！サイズ感と比較すると、とても軽量なバッグに仕上がりました。このバッグにお気に入りのものを入れてどこにでもお出掛けすることができます。

バッグを実際に使ってみた障がい当事者の感想

編集部員が実際に使って、感じたポイントをご紹介！

【左上肢障がい】

左手の手指が不自由な私には、片手で簡単に開閉ができるこのバッグはとても便利でした。
ちょうど、銀行に行く用事があったので隣の駅まで行くときにU-GO Smart Proにスマートフォンと財布、銀行通帳、印鑑を二つずつ入れて自転車で外出しました。
貴重品ということもあり、自転車のカゴには入れずに肩から斜め掛けして移動しました。
ポイント2でも書いてあるように、移動中は背中にぴったりフィットしていたので駅まで安心して移動できました。
駐輪場に停めて、歩いて移動中も同様です。
バッグには手前に薄い入れ口と身体側に厚い入れ口があるので、まだまだ余裕があるサイズ感です。
スマートフォン・財布と通帳を別に入れていたので銀行での手続きもスムーズに終えることができました。