モバイルコミュニケーションの歴史が分かる「NTTドコモ歴史展示スクエア」

NTTドコモ モバイル社会研究所の2022年1月の調査によると、日本国内でスマートフォン・携帯電話の所有者の内、スマートフォン比率は96.3%という結果となりました。
ここ10年で急速に普及したスマートフォンですが、その歴史や時代背景を一緒に学ぶことができるのが「NTTドコモ歴史展示スクエア」です。
モバイルコミュニケーションの誕生から最新のスマートフォンまで比較できるこの施設に編集部員が行ってきました。ぜひ、ご覧ください。

写真:自動車電話のアップと歴代の電話機展示コーナー

「NTTドコモ歴史展示スクエア」とは

画像:出入り口が回転扉のビル外観 「NTTドコモ歴史展示スクエア」は、東京都墨田区のNTTドコモ墨田ビル1階にあり、無料で一般公開されています。
港湾電話(注)から最新スマートフォンまで展示しており、一部の電話は触れることもできます。
特に、時系列で並んでいるモバイルコミュニケーションから時代背景を一緒に見られる展示コーナーでは、自分が持っていた携帯電話を見つける楽しみがあります。

(注)1953年8月に日本で初めて日本電信電話公社(現NTT)が移動可能な無線電話サービスを開始。

各コーナーについて

歴史展示コーナー

画像:歴代の電話機がずらりと展示されている

日本初の携帯電話など、さまざまなモバイルコミュニケーションの実物を200台以上展示しています。
日々様変わりする移動通信技術を、実物を通して当時の出来事と一緒に学ぶことができるコーナーです。

特殊電話コーナー

写真:触れることができる自動車電話や衛星電話のアンテナ部分電波の届きにくい場所でも利用できる特殊な電話を展示しています。
この電話は、人工衛星を利用して自動車や船などの広域エリアをカバーします。実際にデモ体験の実施も行っております。詳しくは館内案内スタッフまでお問い合わせください。

広告コーナー

写真:壁掛けテレビでは最新のCMが流れていて、その下にある本棚には歴代の商品カタログがファイリングされて並んでいるファイリングされた歴代の商品カタログと最新のテレビコマーシャルを放映しています。
見る人によっては新しく感じられるエモーショナルな広告がたくさん見られます。広告やデザインに興味のある人には、オススメのコーナーです。

新旧比較コーナー

ショルダーホンの重さをずっしり肩に感じながら、記念写真の撮影ができるコーナーです。思わず「しもしも」と言いたくなるかもしれません。また、少し前の携帯電話を利用して着メロが聞けたり、写真を撮れたりもできます。

写真:ガラケーで撮った編集部員の顔を写した画面、使って試せる折り畳み式の携帯電話機、ショルダーホンを肩にかけて話すポーズをとる編集部員

体験コーナー

写真:丸いテーブルの上に並んだ最新のスマートフォンとタブレットNTTドコモが提供するスマートフォンやタブレットに触れることができるコーナーです。
新しいサービスを実際に体験ができます。

SDGsコーナー

NTTドコモのSDGs(持続可能な開発目標)の取り組みを紹介しているコーナーです。
また、来館した人にも一緒に未来について考えてもらえるよう、SDGsの木が実る様子をイメージしたカラフルなシートに想いを書いて貼り付けられる参加型のコンテンツとなっています。

写真:大きな木が描かれた壁に理想の未来を書いた葉型のメッセージカードが貼られている、スポーツ活動やキッズを応援するプロジェクトも紹介されている

施設情報

所在地:〒130-0015 東京都墨田区横綱1-9-2 NTTドコモ墨田ビル1階
TEL:03-6658-3535
休館日:日・月・祝祭日、年末年始
入館料:無料
見学方法:10名以上の団体は事前予約必須(それ以外も要相談)
最寄駅:JR総武線両国駅西口 徒歩6分、都営地下鉄大江戸線両国駅A1出口 徒歩3分

「NTTドコモ歴史展示スクエア」HPについてはこちら(新しいウィンドウが開きます)

撮影協力:NTTビズリンク株式会社
360°画像でご覧になりたい場合、下記をクリック!その際には、次のパスワードが求められます。パスワード:nttdocomo

360°デジタルアーカイブソリューション「Beamo™」はこちら(新しいウィンドウが開きます)

イラスト:編集後記

写真:ドコモダケと一緒に記念撮影をする編集部員 今回訪れた「NTTドコモ歴史展示スクエア」では、新旧さまざまなモバイルコミュニケーションを実際に見たり触れたりすることができました。
今では、ほとんどの人が日常生活でスマートフォンが欠かせないでしょう。それほど、スマートフォンは人々の生活を便利に変えてきました。
この施設では、その歴史とこれから先の技術を知るヒントを感じられるかもしれません。ぜひ、みなさんも行ってみてはいかがでしょう。

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