新型コロナウイルスの影響による制限が解除されてから初めての夏が到来します。制限期間中は、趣味やスポーツを思うように楽しむことができなかったという方も多いのではないでしょうか。
今回、ゆうゆうゆう編集部は、「第8回多摩地域障害者雇用企業ティーボール交流大会」にNTTクラルティチームのメンバーとして参加して来ました。その模様をぜひご覧ください。

ティーボールとは！

ティーボールは、野球やソフトボールに似た屋外球技です。1988年に国際野球連盟と国際ソフトボール連盟が協力して考えられました。ピッチャーのいない野球、ソフトボールと思って頂くとわかりやすいと思います。
小学校の体育授業でよく行われていて、年齢や性別に関係なく、さまざまな障がいのある人も楽しめるスポーツです。
プレーするために特別な設備は必要なく、障がいの種類や程度に応じてルールを調整することができます。

多摩地域障害者雇用企業ティーボール交流大会について！

2013年から続いている大会で、多摩地域の特例子会社が参加しています。
小田急線の唐木田駅にある大妻女子大学多摩キャンパスで開催され、24チームが6ブロックに分かれてトーナメント方式で2試合を行い、1位から4位までを決めました。

この大会の主なルール

• 攻撃側：16人、守備側：10人、攻撃は16人が打席に立ってから交代
• 内野の守備位置は塁間ラインより前で構えることは不可
  （待ち伏せ補球の禁止）
• 守備側の車いすユーザ内野手に打球が当たったら打者はアウト
• 選手交代で代打に出場する選手は守備につかなくても可、代走も可
  （障がいの特性により守備が出来ない方でも打つ楽しさを体験してもらうため）
• 下肢障がい、車いすユーザは短い塁間を適用（代走も可）

当日の試合模様

第一試合

相手の攻撃からです！その場で守備位置を決めて10名が守備につきました。車いすユーザ選手は初めてのせいか、打球に当たりにいって「アウト」が取れるというルールに苦戦していたようです。相手の攻撃が一巡して、いよいよクラルティチームの攻撃です。監督の組んだ打順通り攻撃を始めるつもりでしたが、審判からビブスの番号順に打席に立って欲しいというリクエストがありました。ビブスを変える時間がないので、ビブス順に打席に立つことに…。

しかし、いざ始まってみたら結果は大成功！ティーボール未経験者も多い中で、打線を見事につなぎ試合終了。
第一試合の結果：18対16でクラルティチームの勝利！

第二試合

午前中に第一試合を経験したことで未経験者もコツをつかんだようです。特に守備で車いすユーザが大活躍！
攻撃では新しい打順でまたも大当たり！この試合にも勝利して2連勝。Aブロックで優勝することができました。
第二試合の結果：21対15でクラルティチームの勝利！

試合後

大活躍した選手2名表彰式で賞状を受け取るのを整列しながら見届けて大会終了。
表彰式まで参加した方も後片付けをしたのちに解散しました。